【第2回】ゼロからスタート:Webアプリ開発を進めるためのステップ

スタートプログラミング

前回の記事ではプログラミング学習をするなら、Webアプリ開発がオススメ、ということをお話しました。

この記事では、Webアプリを開発していくためのステップについて俯瞰していきます。

最初のゴールはWebアプリの本番リリース

まず、ゴールの設定ですが、最初はサクッと以下をやってしまうと良いと思います。

 ・簡単なWebアプリを開発し、本番リリースを完了する

本番リリースとは、Webアプリを”本番環境”と呼ばれる誰でもアクセスができる場所にアップロードすることを意味しています。

本番リリースが完了すると、誰でも、どのパソコンやスマートフォンからでも、あなたが作ったWebアプリにアクセスし、利用することが可能になります。

プログラミングだけをガリガリ勉強したり、最初から凝ったアプリを作ろうと頑張っても、なかなか達成感を味わうことができません。

僕たちがプログラミング学習を始めて以来、一番興奮したのが、初めて開発したアプリの本番リリースを完了した時でした。

自分たちでアプリの設計をして、自分たちでコードを書いて、本番リリースをする。

やりきった感がすごいんですよね。

そのアプリにスマホで接続してみたりして

「いけた!いけた!」

とか言えたとき、開発できなたな〜、の気分に浸れます。

また、この一連の流れを通して、Webアプリ開発がどのようなものなのか、全体を捉えることができるようになります。

なので、まずはWebアプリの本番リリースまでやってみることをゴールとして設定しましょう。

Webアプリがどこからでもアクセスできる理由

さて、ここでWebアプリがどのような仕組みで動いているのか説明しますね。

これが分かっていないと、自分が今何をしているのか分からなくなるので。

Webアプリは、クライアント端末とWebサーバの2台のコンピュータで動く仕組となっています。

クライアント端末というのは、みなさんがWebアプリを利用するために使用するためのコンピュータです。ITの世界では、クライアント端末はサーバに対して”クライアント”と表現されます。この”クライアント”という表現には慣れてくださいね。

前回の記事で触れたように、Webアプリは、クライアントにインストールされているブラウザを通して利用します。

クライアントがインターネットに接続していれさえすれば、ブラウザはインターネットを経由してサーバへアクセスすることができます。

サーバはWebアプリを提供している個人や企業側が用意してくれているので、ここに接続することができれば、Webアプリを利用できるようになっています。

なので、お手持ちのiPhoneがLTEやWifiに繋がっていればWebアプリを利用できるというわけです。

Webアプリのリリースまでのステップ

さて、ここからみなさんに本番リリースまでの道のりをご案内していきます。

以下のステップで進めていきましょう。

  1. 開発マシンの選定

    Windowsが良いの?Macが良いの?
    プログラミング学習で必ず迷うところですね。
    この答えのない問題の方針を定めます。

  2. 開発言語の選択

    これも答えのない問題です。
    世の中には、プログラミング言語はたくさんあります。
    これも方針を決めて、最初に学ぶ言語を選択します。

  3. 開発環境の構築

    自分のパソコン上でプログラミングを使い始める場合、
    プログラミングを使うための環境を構築する必要があります。
    プロのプログラマーは自分のこだわりの開発環境があるようですが、
    最初はあまり考えすぎずに、簡単なセットアップを完了しましょう。


  4. Webアプリ開発

    このステップにきて初めてWebアプリの開発が始まります。
    ここではプログラムのコードを書いていくことになります。

  5. 本番アップロード

    Webアプリを動かすサーバに自分が開発したアプリをアップロードします。
    サーバが必要になりますが、買ってくる必要はないので安心してください。
    無料でサーバを貸してくれるサービスがあるので、それを使います。

こういった感じでWebアプリの開発を進めていきます。

「いつ、プログラミングが出てくるの??」

という状況になってますね。

プログラミングは、Webアプリを動かす上での一つの要素でしかないです。

Webアプリを作りきるために、プログラミング以外の技術も楽しく勉強していきましょ〜。

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