僕がRailsの学習を初めてから数冊の本を試してみたのですが、なかなか良い本に出会うことができませんでした。
そんな中、「この本に出会って、Webアプリ開発の全体像を把握できた」という本があるので参考までにご紹介します。
オススメ本
僕のRails学習オススメ本は、『Ruby on Rails5 速習実践ガイド』です。
特に、「Rails Tutorialをやってみたけど挫折した」なんて人には最適です。
Rails Tutorialはすごく良い教材ですがとにかく長い。そして、ある程度プログラミングを理解していることを前提に解説されている(気がする)。
なので、本当の素人の方にとっては少しハードルが高いです。
もっと初歩的なところから教えて欲しいのに、、、という人にはうってつけの内容になっています。
この本の良いところは以下の通りです。
プログラミング初心者がつまずくポイントをおさえてる
この本はRailsの教材なのですが、プログラミング未経験の人でも問題なく始められる内容になっています。
一番始めはRubyの基本的な動作についての説明から始まります。本特集を通じて開発環境を構築していれば、ターミナルにirbと入力すとP.003からの解説をお手元で試しながら進めていくことができます。
また、クラスやインスタンス、オブジェクトといった初心者が混乱するプログラミングワードについても非常に分かりやく解説してくれています。僕自身も”なんとなく”しか把握していなかったこれらのワードを、この本を通して理解することができました。
一周するとWebアプリ作成を体感できる
この本ではToDoリストのWebアプリを開発することことを通してRuby on Railsの仕組みを学習できる構成になっています。
実は、Ruby on Railsの学習を進める上ではWebサーバやJavascriptなどの周辺知識が必要になってくる部分があります。この点に関しても必要最低限の情報を掲載してくれているので、学習しながら「意味不明」状態になることが少ないです。
プロが何を意識して開発しているのかに触れられている
Webアプリの開発手法は「これが絶対に正しい」という方法はありません。開発チームによってそれぞれの運用ルールに乗っ取って開発を進めています。
とはいえ、Webアプリの開発・運用に置いてポイントとなることがあります。例えば、Gitを使った共同開発の進め方や、バージョンアップについてなどです。
この本では、これらについても解説をしてくれており、 Webアプリの開発チームがどのようなことに気をつけながら開発を進めているのかを知ることができます。まさに、開発現場に即した実践ガイドになっているわけですね。
この本はプログラミング初心者の方々にとにかくオススメです。
Railsの環境構築が完了したら、この本から初めていきましょう。
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